大葉の美味しい時期になりました

大葉の美味しい時期になりました

今夏は大葉の機嫌が随分いい。背丈は30センチあろうかというところだが、狭い庭の花壇にびっしりと生えている。葉の1枚1枚も例年になく大きく、かつ柔らかいので食べやすさこの上ない。昨夏は1年この花壇で大葉を作るのを止めたのが、今年の夏の立派な生育に繋がっているようだ。6月に入ってから毎日2枚食べるようにしている。   

 

大葉とは青シソのことで赤シソと比較される。赤シソは食用にするよりももっぱら梅干しと一緒に漬け込んで梅干しの鮮やかな赤い色を出すのに多用されている。一方、大葉は食用にされることが多い。殺菌作用があるので刺身のつまとして用いられることが多い。昔の人は科学的な根拠は無かったろうが、実生活から青葉には殺菌能力があることを長い時間をかけて会得したのであろう。  

 

私の大葉の食べ方はいたって簡単だ。天麩羅にするなどややこしいことはしない。朝花壇から大きくなった葉を2枚千切って来て、無農薬だから簡単に水で洗い、そのまま手でちぎってみそ汁に入れて具と一緒に食べる方法だ。時間も手間もかからず、簡単にビタミンを摂ることができる食べ方なのでどなたでも簡単にできる。  

 

なぜ大葉を毎日食べるのか。それは目に良いからだ。昔から夏場になると目に汗が入ったり、涙がよく出たりしてどうも調子が良くなかった。その度ごとに医者に行って目薬を貰っていたのですが、あるとき新聞記事が目に留まりました。大葉は目の症によいと書いてあったのです。モノは試しと早速その年の夏から大葉を食べ始めました。食べられる期間は6月から9月くらいまででしようか。  

 

そうすると効果てきめんです。目の症が良くなりました。翌年も、その翌年も収穫期間だけ大葉を食べました。医者に行く必要が無くなりました。薬に頼らず、食べるもので体の調子を整えることはなんとも素晴らしいと思いました。これからも永遠に続くことだと思います。