ジュースを使ってまるごとゼリーに

ジュースを使ってまるごとゼリーに

人一倍暑さに弱いせいで、段々と上がっていく気温にやられて一足先に夏バテ、というほど酷くはないですが、食欲が落ちてきています。
このまま行けば、夏バテは間違いないので、胃の調子を戻さないといけません。

 

とりあえずゼリーを用意しておいて、悪化しても何かを食べられるよう備えておこうと思ったのですが、ちょうど催しで紙パックに入った1リットルのジュースをリンゴとブドウの2種類もらったので、ゼラチンを使ってこれをゼリーにすることに。
合計2リットルのゼリーとか食べきれる気がしないのと、ブドウ味のゼリーが子供の頃から好きだったので、ブドウの方だけでゼリーを作ります。

 

特にこれといった捻りもなく、片手鍋にブドウのジュースを入れて、沸騰しないように弱火で温めて、市販のゼラチンを入れて、溶けたら粗熱を取ってから紙パックに戻して冷蔵庫へ。
一晩経ったら固まって、ジュースをほぼ1リットル使った大きなゼリーの完成です。

 

早速別の容器に移して味見をしたのですが、紙パックを解体してタッパーに移した時に思ったのが、思ったよりもブドウの匂いがなくなってる、ということ。
それでも口に入れたらブドウの匂いが広がるはず、と思ってスプーンで一掬い。
そして口の中に入れてみたら、味すらしません。

 

いや、よく注意して味わってみれば、うっすらと甘みがあるのですが、かなり味も香りもかなり薄いです。
普通に食べたら、味も変わりもないブニョブニョな何かと言った感じで気色が悪い。
ゼリーというのも烏滸がましいレベル。

 

これは大失敗ですね。
私の味覚がおかしくなったのかと思ったのですが、作る前に一口飲んだ時にも、味見の後にりんごジュースを飲んだ時にも味と匂いを感じたので、ゼリーの方に問題があるのは確かです。
作るなら、ぶどうジュースにゼラチンだけじゃなく、砂糖も一緒に溶かすべきでした。

 

この反省はあとに活かすとして、この大量に残ったブニョブニョな物質をどうするかが問題。
正直味がないゼリーを食べるのが、ここまで辛いとは思いませんでした。