看護師の仕事と責任の重さ

看護師の仕事と責任の重さ

看護師の仕事は、日勤の時は、朝一番の業務は夜勤の看護師から夜の申し送り(カンファレンス)から始まります。この申し送りでは患者さんの前日から夜の状態を聞き情報収集していきます。そして、その日の患者さんに、どんな援助をするか、チームで話し合います。看護師一人に対し患者さん7〜8人の受け持ち制です。受け持った患者さんの病気や経過を把握し、変わった事があれば医師に報告し、薬の処方をしてもらうなど一人一人のニーズに合わせた援助をします。

 

それから他には血圧、体温、脈などの測定、注射、点滴などの治療の補助、体調に合わせて、全身清拭(体を拭く事)を行いに道具を持ち、訪問して回ります。その他自分で食事を食べられない人の食事介助や入浴介助、検査・手術・リハビリと患者さんの予定に合わせ、移送や誘導などをこなします。

 

その間に点滴、ナースコールの対応、また、その他に患者さんの話に耳を傾けたり(これは中々忙しくてしたくても業務に追われてできません)時には患者さんの家族の相談にのったりと、看護師の業務は山積みで時間が足りずに押してしまうことだって、度々あります。その日一日の行動計画を立てながら行わないと仕事がはかどりません。1日の終わりには、次の夜勤担当の看護師のために、その日担当の患者さん。記録をつけたりと非常に多くの仕事をこなしています。最近の病院は電子カルテになって、記録を書かないだけ楽になりました。

 

看護師さんの仕事は本当に大変です。業務が多い事、医学技術が日進月歩しており、それに追いつくために日々勉強します。そのため研修会や事例発表会などに出席します。

 

それだけ忙しくても患者さんの側にいるのは看護師が一番長いです。その分、異常があった時に、すぐ気が付かなければならない。命を預かっているんですね。
私は自分自身、看護師という責任重大で大変な仕事をしているんだなあと改めて思いました。

 

ナースの転職情報などもいろいろありますが、まずはその場でなにができるか?その経験を培うことが一番重要だと思いますね。